のだめカンタービレ


今週のジャケ買い。
乳酸菌飲料ヨーグルッペ。
諸星 大二郎風の女子がイカす!
とオモイマセンカ?

相方の好みでつきあいたくないもの、ベスト1。
それは、漫画の趣味。


バカボン、じゃりんこ、かちょ島、ぶちょ島、
三国志、のたり、男一匹ガキ大将、
キャンディキャンディ、みゆき‥。
その辺をローテーションで、何度も何度も
繰り返して読むのが大好きな人なのです。
こういう人には新作漫画は必要ないのでしょう。
先日、私は、新刊が出たばかりの「のだめ」を読みながら
「おもしろいのになぁ。ぜったい読まないでしょ?」
といっていたら、数週間後、珍しく読み始めたようでした。
ひととおり読んで、とてもおもしろかった、といい、
今しがた読み終わったばかりの漫画を
また1巻から読み始めました。
今読み終わったばかりなのに!?と問いただすと
初回はストーリーを追うだけだったが、
次は細かい部分も含めて読みなおす、とのこと。
二回読み終わって数日すると、
「この作家の違う漫画はないか。」とか
「続きは、どうなってるか。」とか
「何ヶ月ペースで新刊が出るのか?」とか
「アニメ化はされないのか?」とか
ひとりごとをいうようになって、
最終的に、現在「のだめ」が連載されている
週刊誌(レディースもの)を
購入してくるほど熱をあげています。
そこで私は、今がチャンスだと思い、
漫画に出てくるラフマニノフのピアノ協奏曲の
本物を聞きにいこう、と誘ってみました。
あっさり
「いいよ。」
と返事がかえってきました。
奇跡です。
普段は、オーケストラなんて聞かない相方が、
すっかり洗脳されている!
気が変わっては大変、と週末の演奏会をスピード予約。
私はラフマニノフのピアノ協奏曲2番が大好きで、
一度でいいから本物を聞いてみたいと思っていたのです。
実際の演奏会は、ホールの音響が悪かったせいで
迫力に欠け、これだったらCDのほうがいいや、
と、私はくやしいぐらいものたりなかったのですが、
相方はとても満足したらしく、
「たまにはオケもいいものだ」
と、もっともらしく日記につけているのを
目撃してしまいました。
相方に訪れた貴重な変革期の今、この瞬間。
他にもやっておけることがないか、
やるべきことはすべてやったか、
私は本当にベストを尽くしたか、
とてもあせっています。
今を逃したら、再び、バカボンとかじゃりんことか
おなじみのキャラクターばかりが住んでいる
あっちの世界に戻ってしまいそうで。