任天堂の秘密


旅先のベストショット
おじさん「あんた、寒くない?」
女性の頭「そうでもないさー。」
それをコート着用で撮影した私。
もう12月ですよ!


ベビスマの放送終了後に、
旅行に出ていた私ですが、戻って参りました。
リフレッシュするどころか、
欲張りすぎて、さらに疲労を背負って帰ってきました。
「テレビみるよ!みたよ!」
というメール、お電話、励ましなどなど
ありがとうございました。
意外と普通に映ってたみたいで、良かったです。
編集されることの素晴らしさを知りました。
テレビの皆さん、ありがとうございました。
Youtubeにも、どなたかがアップしてくれたみたいで、
今もまだあるようです。
ご覧になれなかった方は、あるうちに探してみてください。
さてナイツ〜星降る夜の物語〜発売まで
あと1週間となりました。
今、本屋さんに並んでいる「ゲーマガ1月号」に、
サウンドディレクターの幡谷さんと私の
インタビュー記事が掲載されているので、
ゲーム好きの方、是非一読下さい。


今年の春、京都の宇治を旅行中に、
任天堂の工場を見つけたことがあるのですが、
今頃あそこで、ナイツのゲームが
ベルトコンベアーに乗せられて、
次々と量産されているのかなぁ、と、想像しています。

宇治で見つけた工場

それにしても、ゲームは今や任天堂が大盛り上がり。
任天堂は、本社が京都にあるので、
京都の人がブレーンになっている会社です。
会社の本社って、ほとんどが東京にあって、
東京に住む人がブレーンになってるけど、
実は、京都人のほうが、商売のセンスがあるんじゃないか、と
この任天堂一人勝ちの現状を見るにつけ、
思わざるを得ません。
少なくともゲーム業界においては。
最近、京都を舞台にした本を立て続けに6冊読んだので、
春に行ったばかりなのに、
また行きたくなってる私がいるんですけど、
京都っていう土地は独特ですよね。
信じられないぐらい長い年月存在している仏像とか。
そういう古いものと一緒に暮らしているってことがまず、
ものすごく独特でしょ。

京都の景色
街中に仏像が!!
(画像クリックで拡大)


それに、京都がミヤコだったことのほうが歴史上長いんだし、
京都ってなんかあるんだよね。
土地の力が。
そんなところで生まれ育った人にも
なんかありそうだよね。
なんで任天堂が勝っているのか、という話を、
先日、何人かで、話してたんだけど、
任天堂は、新しいことにむやみに飛びつかないんじゃないか、と。
正直ちょっと「どんくさい」時代もあったよね、と。
例えば有名人とコラボレートとするほうかというと、しないほうだし。
むやみに新作出さないし。
売れたゲームをコツコツ追求してゆく地味な感じ。
ルーマニアみたいなカルトゲームは絶対作らないだろうし。
また、昔は、ゲームクリエイターは
匿名で雑誌に出てませんでした?
セガの人もみんなサングラスかけてでてましたよね。
私も、当初は匿名でいくはずで「まぐろ」に決めてたんですが、
私が入社した頃から、
スタッフロールなども実名でOKになった記憶が。
そうやって、クリエイターが実名で登場する中、
任天堂だけは、クリエイターの匿名性を
一番最後まで守ってた会社じゃないかな、と。
つまり、体質が古いんじゃないか!と。
その結論は、京都という土地が、
古いものを大切にしてる、ってこととダブって、
任天堂の繁栄は、やはり、京都にあったからこそなのだなぁ、
と思ったのです。
今回の旅も、京都に行きたかったのですが、
紅葉の季節で京都は激混みと聞いて、
断念したのでした。
もう紅葉は終わっちゃったんだろうなぁ。
でも、行きたいなぁ。
京都弁聞きたいなぁ。