今年を振り返るには少々早いのですが、
あと2ヶ月待ってもそんなに変わらないと思うので、
海外ドラマ私的総決算2011。
今年は映画もドラマもあんまり観れませんでした。
毎年映画館で40本は観ているこのワタクシが、
今年はカレコレ1年以上映画館にいっておりません。
おかげで、大嫌いな映画泥棒(のCM)に会わずにすんでいるんですけど、
逆に会いたくなってきましたよ。
そんな中、やはり海外ドラマは細々と観ていましたので、
その中から今年のおすすめを。
(ネタばれポロリしちゃってるかもしれないので、
楽しみにしている人は読まないでね。)
■ホワイトカラー
服役中の天才詐欺師がFBIの知的犯罪操作をお手伝い。ただし、足首には逃亡防止のためのGPSつき。いつしか、捜査官と詐欺師の間には男の友情が…。
これを私が好きなのは、完全に個人的な好みですね。主人公が、好みのタイプってことなんですが…。どうもこの手のユダヤ系で線が細い感じの男に弱いんだなぁ。
また、詐欺師のニールが、捜査官のピーターと友情をあたためるあまり、それ以上の感情をいだいちゃったらどうしよう的な、まーそのーヤオイ的楽しみも見いだしちゃいましたので、わたし的には目が離せなくなってしまいました。そういう趣味じゃない方にとっては、凡作と思います。
■glee
もてない奴やはみだしものしかいない高校の合唱クラブの面々が、花形部活動、チアリーディング部や、アメフト部をギャフンといわせる、負け犬応援ミュージカル。
学園ものでミュージカルといったら、私が観ないわけがない。私としたことが、エピソードとしては当たり前の話だったのに、歌と踊りのせいでちょっとウルッときたところもありました。
曲はほとんど、ヒットチューンのリアレンジなので、知っている曲も多くて楽しめます。ただ、全体的にちょっとイイコちゃんすぎるかな。
■V(ビジター)
これは今年続きが気になったナンバーワンです。
地球外生命体Vが、友好的なふりをして、実は地球侵略を狙っている。よくある話で、しかもこれ、過去の人気ドラマのリメイクのようです。でも、とてもおもしろいです。Vの女王は見た目は美しい人間の女性なのですが、エイリアンに戻るとちょーーーーこわい。なぜか、私が子供の頃から想像していた妖怪「食わず女房」(頭頂部にある口で暴食する妖怪)にそっくりだったのです!
■ビーイング・エリカ
番外編で、変わり種、ってことでご紹介。
過去を後悔してばかりいるお年頃の女性が、謎の精神科医に出会うと過去に戻され、過去をやりなおして戻ってくる、というお話。
タイムトラベルものという壮大な設定のわりに、過去のやりなおしはちまちましていて、派手ではないので、アメリカ人はすぐ飽きそうですね。…と思ったら、カナダのドラマか!カナダ人の感覚って日本人に近いのかな。カナダのドラマ、リ・ジェネシスも面白かったっけ。ありがちな海外ドラマに飽きた人にはおすすめです。
■ユーリカ〜地図にない街〜
こちらも番外編ってことで。
合衆国政府がひた隠しにしている街。そこには生え抜きの学者ばかりが暮らし、UFOや瞬間移動やらのSF的実験を行っていた。その秘密を見つけてしまった保安官が国に認められ、街の保安官として赴任。数々のSF的な怪事件に遭遇する。…ってかくと重いサスペンス?って感じがするけど、内容はちょっとドタバタでアットホーム。コンセプトはおもしろいけど、それにエピソードがついていけてないかも。
■スーパーナチュラル
何を今さら、な、海外ドラマの定番。
今はシーズン6まであるのかな。
最初は、次長課長の人が吹き替えをしていて、へたくそ、と叩かれ、シーズンが変わったらシレッとプロの声優さんに代わっていた。私はあの、つたない感じが好きだったんだけどな…。
それはさておき、男臭い兄弟の悪魔退治ものなんですが、もうシーズン3ぐらいまで観て、マンネリ化してきたし。そろそろやめようかなと思ってたんですよ。それが、途中から、大変な展開になってきたのです。なんと!このスーパーナチュラルというお話を書いている作家がドラマの中に登場してしまったのです。もちろん、本物じゃないですよ。お話の中で、です。この作家が書くことが本当になる、という…。つまり、すべてを台無しにするような、夢オチ、みたいなことになってしまうのでは?と、突然、次の展開が気になり出したのです。まぁ、それはどうなるか、気になる方には実際に観ていただくとして。
その後も、悪魔だけでなく、天使がでてきて、今は神様まで出てきます。こんなに大風呂敷ひろげちゃって、このあとどう収拾つけるつもりなのか!?きっと制作者たち、やりすぎたーって今頃困ってるに違いない。
スーパーナチュラル、途中でやめた方、久々に続きを観てみませんか?