映像が心配で心配で


最後の撮影終了!
実をいうと、最近、短編映画作っているのです。
くわしくはセラニポージ公式サイトへ。
この度の映画制作騒ぎで、
東京ハイジ、ものすごい勢いで
いろんなことを学んでいます。
木場監督と初めて打ち合わせた時、
下準備をしっかりしましょう、と何度も言われ、
軽く言葉どおりにしか受け取っていなかったけど、
映画というのは、本当に下準備命なんだ、
下準備ですべて決まるんだ、
ってのを身を持って知りました。
ロケ地の下見(ロケハン)とか、
ロケ地の許可をとったりとか、
外だったらトイレの有無。
アクションシーンの流れを決めたりとか、
当日の光のはいり具合をあらかじめ予測したり。
ともかく考えておくべきことがたくさんあったのです。
実際、ロケハンに来た時には
存在しなかったトラックが
撮影日に、路駐していたり、
撮影中に、警察が見まわりにきたりとか、
今すごくいい瞬間なのに、暇なおじいちゃんに
「なにやってるの?え?どけって?いいじゃないか。わしも撮ってくれよ。」
とからまれたり、
「どけ!邪魔だ!」
と怖いおじさんに怒られたり。
そして一番のアクシデントは、
監督がRECボタンを押してなかったり!
…まぁ、無理もないことなんです。
先日の撮影は朝5時台集合。
ものすごいハードスケジュールで誰もがてんぱってましたからね。
だからこうして、もう1日、とりこぼしや心残りの箇所を
撮影をすることが出来て良かったです。
最後の撮影は、雷がなったり、雨がふったりしていました。
しかし、主演のユミチャンが待ち合わせ場所にやってくると、
不思議と空が晴れてきました。
それでも空はどうしたって曇り気味で、
撮影は何度も晴れ間を待って中断したんですが、
もういいや、曇ってても撮っちゃえ、と、
「アクション!」
と監督がいうと、不思議と晴れてくるんです。
ただし、ユミチャンのシーンに限り…。
初めは、誰のおかげでこんなミラクルが
起こっているのかわからなかったんですけど、
しばらく撮ってると、晴れ間が出るのが
「ユミチャンのシーンに限り」
ということがわかってきて、
天気を操作できるすごい人が味方にいるんだなぁ、
と皆で盛りあがりました。
というわけで、撮影快調!
あとは、監督と東京ハイジ+Rの地獄の編集作業。
音声スギヤマの台詞探しと私の音響効果作業を残すのみ。
問題は鬼スケジュール。
6/30発売のものは5/半ばにはできてないとならないわけで…。
木場監督は「俺、自分に甘いんすよ。」という人。
前向きでおもしろくていい人なんだけど、
自分で甘いといっちゃうぐらいだからそこだけは心配。
若葉は監督に睡眠打破ドリンクを送りつけ、
しめきりまで一睡もさせない作戦に出た。
もうひとつ問題は、東京ハイジ+RのR(平山氏)が
他にも急ぎの仕事をかかえていること。
がんばって下さい!平山さん。
そして私もまた、今レコーディング中だってこと。
音響効果やる時間、なんとかして作らなきゃ。
イマワ、ヒタスラ、シンパイダヨ。