おかしなことを言う医者

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↑かつての私の趣味。きのこの刺繍。


なんだかんだで毎週のように病院に通っている。
家族が調子悪いとか、私が調子悪いとか。
先週の日曜は休日診療の門までたたいた。
家族の分は、え、たかが鼻水で5種類も!?ってぐらい
薬がでてくるのに、私の時には、毎回手ぶらで帰される。
薬も何も出されず、励まされて帰ってくるだけ、とか。
こっちは、本当につらくていってるんだけどね。
授乳中で飲める薬が少ない、というのも理由だけど、
せっかく来たんだから、もうちょっとなんとかして欲しいのだ。
先週は、腰の激痛で病院へ行った。
今度こそ、絶対なんかだろ。
ついにまっすぐ歩けなくなったし。
片方の靴下が自力で履けないぐらいだし。
「今のところ悪いところはなさそうですねぇ」とか、
「こういうのは薬だせないんですよねぇ」とか、もう言わせるものか!
しかし、先生にあちこち押したり叩いたりして診察してもらったが
なかなか「いててて!」というヒットがでない。
このままじゃまた「なんできたの?」ってことになる。
腰はこんなに痛んでいるのに…。
すると先生「股関節はどうですか?痛みますか?」と聞いてきた。
そうそれだ!そこだ!
私はとてもつらそうに言った。
私「あっ。コカンが痛いんですよ。とても。すごく。」
そうなのだ。
足を開いて立ったら、地面をまっすぐみつめる部分が、産後、ずっと痛い。
骨盤が開いてしまったからだと、整体師に言われている。
「それは深刻ですね」と言われると思いきや、妙な間があいた。
先生「股間節ってのは、ここのことです。」
ここのことです、と言って教えてもらった場所は、
私の言うコカンとは全く違う場所だった。
ははーん、私って股関節がどこのことなのか知らなかったのか。
ださい。とてもださい。
しかし私は冷静を装って答えた。
私 「そっちは痛くないです。」
先生「そうですよね。ぐりぐり動きましたから大丈夫でしょう。
   で、腰痛用ベルトはご自分で買ったんですね?」
私 「はい!あまりに痛かったので。」
先生「市販のものでもかまいませんよ。
   ちゃんと刺繍がついてるものですよね?」
刺繍ですと?
おかしなことを言う医者だな。
腰痛ベルトに刺繍つきがあるなんて知らなかった。
ハンズとか行けば、もっとオシャレなのがあったのか?
自分でやっちゃいけないのかな。
刺繍ならできますが?
私 「刺繍、ですか…。してなかったと思います。
   でも、タグはついています。」(タグもオシャレの部類と思ったので)
先生「タグ?支柱ですよ。骨みたいなのがはいってますか?」
終了~!
あぁ…、支柱は、はいってますよ。
今回は貼り薬だけは勝ち取ったが、大恥をかいたから、
プラマイで大きくマイナスとなってしまった。
なんかあるより何でもないほうがいいけど、
毎回毎回負けた気分になるの、なんとかならないもんか。