来年こそブログもう少し書こうと思う年末。書こう書こうと思いながら結局またアニメ私的総決算の季節を迎えてしまうという。1年あっという間ですね。でも今年は悟ったことがあるんです。
「人はすぐ死ぬ」っていうことを。
1年をあっという間にやり過ごしちゃいけないんです。人はすぐ死んじゃうんですから!
会いたい人にはすぐ会っておこう!
やりたいことはすぐやっておこう!
他人に尽くすばかりじゃなくて自分のやりたいことも大事にしよう!
って感じの精神に切り替えます。
だから来年はこれまでとは違う年を過ごしたいと思っています!イェイ!
2025アニメの感想
◼️ウィッチウォッチ
家族はあんまり日本のアニメに興味ないので、基本、一人で見てるんですが「何一人で笑ってんの?」ってよく言われていたのがこのアニメ。
多分、放送時間帯的(夕方)に子どもオッケーなアニメ枠なんですけど私にもかなり刺さりました。主人公のニコの魔法がぶっ飛んでいて、それがオシャレとかかわいいじゃなくて、力技というかださいというか、子どもが喜びそうな方向性の魔法なのです。ニコの言う「もいちゃん💕」の発音も好き。登場人物のキャラクターもそれぞれよくて、みんながわちゃわちゃ群れてるだけで楽しいです。
◼️SANDA
超少子化で子どもたちが全寮制の学園で管理・保護されている世界。そこに子どもの夢を叶える最強のサンタクロースが現れる!管理する側にとって、子どもの夢を個々に叶えたり、希望を与えられちゃうと、秩序が乱れる、という理由でサンタクロースは討伐対象に。大人と子どもの違いを極端に浮き彫りにしてゆくところが何とも興味深く。だって、早熟な子は成長痛が急激にくるので死ぬ死なないの騒ぎになるんですよ?
思春期の超個人主義とサンタのアガペー(無償の愛)という相反するものをSANDAの中でどう折り合いをつけるのか気になります。
◼️カラオケ行こ!
和山やま氏の作品はどれもこれも好きで新作がでると即ポチします。映画も見たんですがアニメ化もされて大喜び。声優の小野大輔さんが狂児役にばっちりはまってて、私、さらに歓喜ですよ。人を喰ったような狂児が見事に再現されていると思いませんか!?
初恋っぽいけどそうじゃない絶妙のゾーンは私が一番好きなぬるま湯!この曖昧ゾーンに一生浸かっていたい。アニメ化!万歳!
◼️九龍ジェネリックロマンス
室外機がたくさん取り付けてあるような雑然とした街。そこに閉じ込められたような気分になる物語。季節が夏であることも重要で、室外機ががんがん回って、モワッとした湿度まで感じられるアニメなのです。大人のラブロマンス風味ではあるのですが、ミステリーとして続きが気になるお話でした。
娘が室外機ファンで、室外機のぬいぐるみを作るほど好きなので、私も室外機が気になるようになってしまった今年でした。
◼️光が死んだ夏

原作を読んでいたので待望のアニメ化でした。作画、特に背景が素晴らしい!夏の表現が良いのです。なにしろ、夏の出来事ですので!怖さの演出も独特で、ホラーって、音でおどかしたり、影をチラ見せするだけじゃないんだ、ってことを思い知りました。 これ、BLらしいんですよね。言われてみればほんのりって感じですが、今後、光、がLOVEを解するのか興味しんしんです✨
◼️矢野くんの普通の日々
眼帯をして高校に通う男子をめぐるラブコメ。ただ歩いているだけで怪我を負ってしまう体質の矢野くん。心配で気になっていたのが恋心と気づく主人公。これの何が良いかというと、叶わない恋をしている当て馬役の男子!この男子、ライバルの矢野くんのこと、嫌いじゃないんです。むしろ好きなんです。でも恋敵なんです。だからせつなさ倍増!健気!報われてほしい!脇役男子に注目です。
◼️タコピーの原罪
胸糞悪くはあるんですが、タコピーの純粋さでそれを相殺してくれる、そんな不思議な物語でした。漫画の段階で話題になっていたので読みに行くと、ボコボコに打ちのめされて、読んだことを後悔するんですが、続きが気になって、結局また見に行ってしまう。本来宇宙の話って複雑で壮大なはずなのに、タコピーの世界はポンコツでおとぎ話のよう。地球の残酷な現実との対比が面白くて心に残りました。
まとめ
◼️輪るピングドラム
今年はあらためて「さらざんまい」(見るのは3周目・2019年にレビューしているのでそちらをどうぞ)と「輪るピングドラム」すなわち幾原作品というものに家族ではまりました。どちらも現実世界の話のはずなのに別次元にひっくり返って、そこでは、人の欲望や家族関係の闇と対峙することになる、という構造。現実から転換する変身シーンがまた良くて、毎回楽しみになるんです。考察がしたくなるアニメで、見終わってからも、あそこはどういう意味?と調べるのも楽しかったです。「さらざんまい」は聖地巡礼もしてきましたし「生存戦略!めたんくろくろーなーいめたんくろくろーふぁーい♪」(ピングドラム劇中歌)は我が家の流行語にもなったし、アニメは見尽くしたようでいて、まだ掘り出し物がありますね!昔のはね!

最近、人気作の続編を、おなかいっぱいなのに食べなきゃいけない食べ物みたいに無理やり消化していることに気づきました。そんなこんなで一時期よりはアニメへのモチベーションが下がりました。海外ドラマに戻ってみたり、海外のアニメをみてみたりと、浮気をしているところです。
今年はストレンジャー・シングス、ウェンズデーも面白かったですね。今、ヒーローズをもう一度見返してます。ヒーローズのヒロ役の吹き替えの声優さんは恋愛調味料(ゲーム・ルーマニア#203内の連続テレビ番組)の服部てつろう役もやっていたと知ってテンションがあがっています。
個人的にアニメ化を希望する作品は「霧尾ファンクラブ」なんだけどなぁ。 アニメ化されたら最高だろうなぁ。
来年も良いアニメがたくさん作られますように!







