クセになるはるか


奈良公園の鹿はわがままだ
餌をもっていないと
カメラ向けても見向きもしない


今期はTVドラマをいろいろ見ていたのだけど、
今週来週は最終回ラッシュ。
特に今日は一番楽しみにしていた
鹿男あをによしの最終回ときた!


最初のほうは、真面目に見ていなかったんだけど、
途中から準主役の女先生、綾瀬はるかの顔が
とても気になってしまい、気づいたら毎週見ていた。
普通の顔の時はどうでもいいんだけど、
怒りながら泣きそうになった時のたれ目具合と、
パンパンに腫れたちょっとブチャイクな顔が、
クセになってしまって(←私、やや変態?)
もっとこの顔見たい!と思ってしまった。
ところが、怒りながら泣きそうな顔が見れたのは
ドラマの中盤だけで、最近はなかなかあの顔をしてくれない。
今度、いつ、あの顔をする出番があるか知りたくて、
原作本まで買ってしまった。
原作本を読んで驚いた。
彼女が演じる「かりんとう好きの女先生」の役は、
原作では「かりんとう好きの男先生」になっている!
そんなー!
性別が違うんじゃ、全然わからんではないか!
…と思ったけれど、泣く泣かない問題はともかく、
原作本はドラマ以上におもしろく、
ドラマの最終回を待たずに、うっかり結末まで読んでしまった。

奈良公園のソフトクリームには
鹿のふんがトッピングして
あるらしいぜ


ドラマでは、かりんとう好きの女先生と
主人公のラブ関係を匂わせてあるのだけど、
原作は、男先生なのでそんなホモなエピソードはない。
ということは、ドラマの最終回は、
新しいストーリーにせざるを得ないだろう。
…ってことは?
女先生が、失恋して泣きそうになるか、
恋が成就して泣きそうになるか、
この2つが考えられる。
でも私が好きなのは
怒りながら泣きそうになる
という、ピンポイントかつマニアックな
綾瀬はるかの顔なのだ。
そこで考えた。
私にとって最高な最終回はこれだ!
主人公(玉木宏)との別れのシーン。(駅ホームにて)
綾瀬はるかは、恋心に気づいてもらえなくて、
かなり怒っている。しかも、泣きそうだ。
そこに、恋のライバル、女子高生(多部未華子)がやってきて、
主人公(玉木)にいきなり別れの接吻。
それを見たはるか。
とっても怒っている。しかも泣きそうだ。
そしてついに言ってしまう。
「この鈍感!私はあなたが好きなのに!」
やっとはるかの気持ちに気づいた主人公(玉木)は言う。
「オレと一緒に東京へ来るか?かりんとうもあるぞ。」
かりんとうもあるぞ、にちょっとカチンと来たはるか。
ちょっと怒りながら、でもうれし泣きな顔。
画面いっぱいに顔!その顔はもちろん、
ちょっと怒っている。しかも泣きそうだ。
その顔に、ジ、エンドの文字。
イイ!
*私の勘違いで最終回は来週でした!
  わくわく。