最近の生物研究

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ぼやけたぐらいがいい感じ


■昆虫編

夜中に仕事をしていたら、足で何かを蹴飛ばした。
机の下に何が!?と見てみたら、
昨日とってきた巨大カタツムリがはいったペットボトル。
全然頭を出さないから(カタツムリは夜行性)
暗いところに置いておこう、ってことで、
機材の影に置いたまま、スッカリ忘れてた!

子供に約束していたので仕方なくとってきたけど、
あらためて、夜中に一人でカタツムリに遭遇し、
怖気が走った。

安全なはずの室内に!
こいつが!
いる!
ってことが!
頭だしてない時は手でさわれたけど、
なんかニュルーって正体が現れると
もうなんか、うわぁー、ぞわわぞわわわー!

とりあえず、丸一日以上何も口にしてないだろうからと思い、
キャベツをケースにいれて、仕事部屋の隅に置いた。

その夜、ドン!という音で目が覚めた。
どっかで何か落ちたんだろう、と、また目をつぶったのだが、
今度はカリカリカリカリという耳障りな音が聞こえてくる。
眠れん。。

仕事部屋に見に行くと、
カタツムリのケースが上から落ちてひっくり返っていて、
ケースの中で、巨大カタツムリが豪快にキャベツを食べていた。
昔、蚕を飼ったことがあったけど、
蚕が桑の葉を食べる音ぐらいすごい音がする。
こんな私でも、昔は虫類が全然平気だったのだ。
しかし今は鳥肌がたつぐらい嫌だ!
気持ち悪っ!
なんでこんな大人になっちゃったかな。
昆虫博士を目指していたのに。

翌日、カタツムリが頭を出しているところをみて、
子供が満足してくれたので、元いた場所に置いてきた。
あースッキリした。

■鳥類編

散歩をしていたら、あり得ないところから
「ちちちちち」と音がした。
それは、古いガードレールのポールの中。
穴があいていて、中で何かが動いている。
暗くて見えなかったので、家から懐中電灯を持ってきた。

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中を照らすと、小さな小鳥がこっちを見上げている。
赤ちゃんか?それとも親か?
まわりを見渡すと、同じ鳥と思われる鳥たちが
心配そうにウロウロしている。
ここに間違って落ちて外に出られないのか、
それとも望んでここにいるのか、とても気になった。
間違って落ちたのなら、救ってあげなくては!と思ったのだ。

でもよくよく見てみたら、小さな卵を抱いている。
親鳥らしい。ここに巣を作ったのだ。
私は安心してその場を離れた。
ネットで調べてみたらハクセキレイという鳥だった。

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しかし、翌日から豪雨になった。
雨があがってからまた見に行ったら、
卵を残したまま親鳥はどこかへ消えてしまっていた。
その後、数日間観察したけど、親鳥は戻ってこなかった。
おかげで、子供に「死んじゃった」の意味を
説明をしなければならなかった。

とかね。

今ものすごく忙しいのに、
なぜか生物研究に熱がはいる梅雨の私でした。
そういえば、梅雨、あけちゃったね!

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