海外ドラマ2015は総決算できません

boronobokuchan
(2015年YouTubeで人気の動画ランキング「映画とアニメと特撮ヒーロー」部門の第10位に東京ハイジの「ボウロのうた」がランクインしました!「アニメ」部門というところがわたし的にはなんかとてもうれしくて…。その理由は…?以下)

海外ドラマ2015は総決算できません。できないんです。
なぜなら…私が、アニメ「しか」見なくなってしまったからです。
海外ドラマを観る暇があるならアニメが観たい。
もう、身も心も、こっちの人。
(ここを読む人がこっちの人が多いと予想して)


今年頭に、海外ドラマの新シーズンがなかなか出ないので、
弟に勧められたアニメを、いくつか観たのがきっかけ。
最初は「電脳コイル」だったかな…。
このアニメをみて突然開眼した!というものはないのですが、
じわじわと蝕まれてゆきました。

海外ドラマは豪快なストーリーを追うのが楽しかった。
大雑把に先が読める安心感が良くも悪くも、良かった。
一方で、アニメの良さとは…?

その1
時折、全く予想外の展開で「???」状態にさせられる。
だから常に油断できない!
(例:あるアイドルが3シーズン目で突如人間ではないと判明するなど)

その2
ワビサビ精神が底に流れていて演出法などが妙に腑に落ちる。
海外ドラマにはない繊細さ!

その3
海外ドラマは1話40分。アニメは1話20分。
40分だと1話でおなかいっぱいだったけど、
20分でぶった切られるリズムが心地よく、
次から次へとおかわりしてしまう。

その4
淘汰されてきた究極の姿の人たちしか出演しない。
美男美女盛りだくさん!
長い足に鋭角なアゴ!いいカラダ!大きな目!

その5
何かツボにはまると、キャラ達がただそこにいるだけで幸せ、
声を聞いているだけで癒される、みたいな、
ストーリーなしでも成立してしまう世界がある!

そんな理由で急速に2次元の世界にのめりこんでいった私ですが、
その分、ロスのきつさに毎回悩まされました。
そこで、お気に入りのアニメが終了した後の「ロス」を埋めるため、
同時にいくつものアニメに手をだす作戦。
次を選ぶ基準は、今観ているお気に入りに連なるもののほうが好ましく、
作者つながりだったり、声優つながりだったり、
絵の系統だったり…で、どんどんくわしくなってゆき、
ある日、立派なこっちの人が誕生したってわけですよ。
6つ子のおそ松さんをはじめてみた時、
誰が誰だか、声で聞き分けられている自分に、末恐ろしさを感じました。
(人気声優さんが勢揃いなのです)
この1年で、ずいぶん遠くへきたものです。
お気に入りとなったアニメについては、
キャラソンやドラマCDにも手をだして、原作を漫画で読んだり、
まだ、フィギュアとかグッズまではいってないけど、
声優イベントをDVDで鑑賞、ぐらいまではやってます!

はじめてアニメイトへ行った時、微笑みが止まらず、
グッズがこんなにあるんだー、とか、CDもゲームも売ってるんだー、
カフェもあるんだー、とかとか、ニマニマしていたら、
自分の関わったCDを棚に見つけてしまって、ギョッとしました。
いたずらしてるのが見つかったみたいな…。
いやでも、そう、そうだったんだよ!
今までずっとアニメ近辺にいたのに、なぜこの幸せに気づかなかった!?
もったいない!自分!もったいないよ!
でもこれからは違う。いろいろわかったから。
きっとアニメ近辺の仕事、もっといいもの作れるようになると思う!

というわけで、仕事に関わることでもあるし、
自分の「萌え」ポイントがばれるのも妙に恥ずかしいので、
海外ドラマのように年末総決算するつもりはありませんが、
今年、一番良かったアニメ、というのは言っておこうと思います。
もちろん私なぞ、この世界、まだまだ素人っすから、
過去の見ていない良作をみるので精一杯胸一杯なのです。
だから、今年の新作から選んだわけではありませんが、
私を今年最も虜にしたアニメは

22379
コードギアス 反逆のルルーシュ

ですね。
親友が敵、という、ともかくせつない設定なのですが、
行く末が気になって見続けて、
2シーズン駆け抜けた後には完全に廃。
いまだにふと「ルル…」とつぶやいてみては目頭を熱くしています。
はぁ…この気持ちの持って行き場!どうしたら…!!

そんなわけで、今年は趣味の時間が大変幸せでした。
ここ数年ないほどの大革命でした。
ただ、それについて語り合える友がいないので、寂しいです。
孤独なオタク道を、来年も歩むんだろうなぁ…。