テレビの買い方選び方

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そろそろ五月病の季節。
よせばいいのに、私もブームにのっかってしまいそうです。
熟睡前のうとうとしている時、何度かガバッと飛び起きるんです。
すごい勢いで。機敏な動きで。
一度は、飛び起きて台所まで飛んでいって何かを探したんですが、
途中で「私ってば、何やってるの?」と正気に戻り、また布団へ。
朝、思い出してけっこう笑えるんですけどね、これ。
怪電波でもキャッチしているのか?
単なる寝ぼけか?
ともかくあんまりよくないはずですよね。
こういうの。
で、そんな私と連動したのか、困ったことが起きました。


2011年のテレビ革命で、デジタルテレビが安くなるまで、
今持っているテレビで粘ろうと思っていたのに。
テレビが壊れてしまったのです。
さっそく土日は、Deep秋葉原へ。
ひとつ前の型だと、液晶でも値段が安いというので、
在庫処分扱いのテレビをケチケチ探して、裏道を歩き回りました。
そしてさっそく道に迷いました。
道に迷ってる時、妹と弟に、今、
自分がどこにいるのかパソコンで調べてもらおうと
電話したのですが、二人とも電話にでやしない。
「ちっ」
と思って電話をきったら、突然、
8人ぐらいの中国人の団体さんに囲まれました。
携帯の地図を見せられて「ここ、どこ?ですか?」と聞かれ、
とりあえず線路らしきものが見えたので、線路のこっちじゃなくて、
あっちじゃないですか?と指さしたら、
丁寧にお礼をいって、その方角へ去ってゆきました。
良かった・・。
人の役に立つって、いいものだ。
他人の探し物は見つけてやったので、
今度は自分の位置問題を解決しなきゃね。
ガードレールに腰掛けて、再度、妹と弟に電話をかける私。
なかなかつながらない。
イライラ、と思っていたら、さっきの中国人の団体さんが、
私の前を通り過ぎ、全く逆の方角へ行くのが見えるじゃありませんか。
あっちだよ、って行ったのに!!
そっちじゃないと思うんだけどなぁ!
私って道に関してはアジア全体でも信用ゼロなんですね!
ビックリ!
電話もつながらないし、なんか腹がたってきたので、
裏道歩いてマニアックな買い方をするのはやめ。
普通に大手量販店で今どきの高いテレビを買うことにしました。
そうと決まったら、もう大体買う機種は決まってきて、
あとはサイズを32にするか37にするかで、
髪の毛が抜けるほど悩むことに。
裏道の小さな店では、わざと値段を隠してあって、
店員がささやき声で「今日だけ○○円。」
と密談風に話しかけてくるのですが、
さすが量販店はやることがオープン!
値段は堂々と表示。
そして、サイズ選びで困っている人のためのコーナーまである。
28インチは納得サイズ。
32インチは満足サイズ。
37インチは感動サイズ。
と、でっかいポップがおいてありました。
なるほどね。
「納得」は「しょうがないか。28で。」というあきらめでしょ。
「満足」は「32ぐらいが一番売れてるサイズ。お隣さんもそうだって言うし。」
みたいな、多数決に手をあげているような安心感があるよね。
それだったら感動サイズの37のほうがうれしいに決まってらー!
でもちょっと高すぎるなぁ。
でもまた10年20年使うと考えると、ここでがんばって大きいほうを・・。
と、迷い迷って、結局買えないまま、土日が終わってしまったのです!
家で壊れたテレビに巻尺をあててみて、大きさをイメージしてみたら、
37だと感動はするけど、テレビ将軍のような威圧感が鼻につきました。
「オレ様をみろ!」って常にいわれてる感じがした。
今まで15年前に買った25インチのブラウン管だった我が家では、
32でも十分感動サイズだということがわかってきました。
32に決定!
これから買いに行ってきます。
それでは。