スタジオの平均的な様子
一番奥が私の定位置
レコーディング週間です。
毎日、いれかわりたちかわり、
いろんな楽器の人と会います。
私、相当の未熟者ですから、
ひとりじゃ何もできないんですよ、実際。
マニピュレートしてくれる人がいて、
ミュージシャンのブッキングしてくれる人がいて、
スコア書いてくれる人がいて、
そして、楽器を演奏してくれる人がいて、
ミックスしてくれる人がいてくれるからこそ、
世の中に出せる曲が完成するんです。
お金がないので安くやってくださいと言われれば、
上の作業をひと通り自分でもやるんですけど、
やはりその道のプロがやってくれたほうが
俄然いいものが出来上がるのです。
今回はクラシックな曲があったので、
私にとってはスリル満点!
お化け屋敷級の怖いレコーディングとなっています。
ウーン!夏っぽいなぁー!!
ブースの映像
弦カルテットの皆さん
生弦はやっぱイイ!!すごくイイ!!
私が鍵盤感覚で自由に作曲したフレーズを
生楽器で弾いてもらおうとすると、
不可能なことが多いのです。
音域的なこととか、和声学的なことで、です。
だから、スコアを恥ずかしくないように
書き直さなければいけないのです。
クラシック系のミュージシャンからは
和声がおかしかったりするとすぐに指摘をうけます。
あんまり変な曲だと帰ってしまう方もいるそうです。
「あれー、今日、来る現場間違っちゃったかなぁ。」
と独り言を言いながら帰ってしまったミュージシャンがいたそうです。
そんな噂を聞くにつけ、心臓がドキドキします。
レコーディングは、自分の曲作りの
いい加減さをつきつけられる場所、
と言っても良いでしょう。
今回はスコアを書く人が間に立っているので、
その人の影に隠れてドキドキしています。
全部その人が謝ってくれる、と言ってくれたので、
私はスタジオの隅で小さくなっています。
時々、ゴミをかたづけたり、
セッテイングを手伝ったりして、
作曲者っぽい気配をさらに消しています。
今んとこ、レコーディングはすこぶる順調!
全くクレームないです。
ありがとう、皆さん!
にやけたこの顔が
曲の出来具合を物語るのかそうでないのか!?
さて、オリンパスさんのサイトで公開中の、
「ポンチャックの小袋争奪戦」なんですが、
最終回が公開されるまで、かなり間があきました。
あまり長く間があくと、
すごいものが用意されているのではないか、
と期待させてしまうではないか、とあせっていましたが、
先週、やっと公開になりました!
最終回、たいしたもんじゃございやせんが、
是非、ご覧になってください。
オリンパスのサイトはこちら!