なぜ、かめはイチゴ柄なのか


飼ってた
リクガメ


ハイジスタンドで販売中のかめいちご。
かめイチゴがなぜ生まれたのか!?
という話をしたいと思います。
なぜかめは、花柄でも水玉でもなくイチゴ柄なのか?
という話をしたいと思います。
妹のとこのちっちゃいのが、
ちっちゃいくせにかめ好きなのです。
私も昔からかめ好きです。
巨大なリクガメを飼っていたぐらい好きです。
昔勤めていたセガの大田市場ビルの裏にあった河に
死んだイシガメを流したのも私で、
大学の頃、駐車場脇にミドリガメの墓を作っていて
地主にどやされたのもこの私です。


かわいい孫のために、母はかめを作ることにしました。
はじめはただのおもちゃのかめでしたが、
磁石をいれて、かめマグネットへと進化しました。
ちょうど、レンタルボックスにハイジグッズを
置いてもらっていた頃だったので、
新商品としてかめマグネットも売ることにしました。
さて、まだイチゴは登場しません。
イチゴはどこで出てくるのか。
ある日、亡き父の知り合いの男性が、
仏壇にお線香をあげにいらっしゃいました。
母は、手作りのシフォンケーキでもてなしました。
そのケーキは、実は渾身のできばえで、ふわふわでした。
その方はひと口たべて…

ふわふわ


「このシフォンはよくできてますね。」
とコメントをしたのです。
シフォンがふわふわなのを当たり前だと思って
食べてしまう人は多いはずです。
ましてやお菓子作りに縁のない男性が、
シフォンがふわふわなことに気づくでしょうか?
母はここまでふわふわにするのに、
何度も失敗を重ねていました。
シフォン作りがどんなに大変かは、
普通の人にはわからないことです。
母は「あれ?」と思いました。
男性に話を聞くと、娘さんが東京で、
イチゴ専門のケーキ屋さんを営んでいる、とのこと。
そのせいで、甘いものに対する、
批評の目が肥えているのでしょう。
シフォンの出来にも敏感だった、というわけだったのです。
その頃母は、来る人来る人に
かめマグネットをあげるのを喜びとしていました。
この時も、かめマグネットをその方にさしあげて、
娘さんはどちらでお店を出しているのですか、と聞きました。
「東京の亀戸です」
ここで母はピーンときちゃったんです。
わかりますか?
母はこう考えたんです。
亀戸のイチゴ専門店に、イチゴ柄のかめを作ってあげたい
kameichigo_self.jpg
これがかめイチゴ誕生の瞬間でした。
行動力がはんぱない母は、さっそくそれを実行に移し…。
〜中略〜
なんやかんやあった後、先日ついに
母と相方と3人で、亀戸にあるイチゴ専門のスウィーツショップ、
フラガリア×アナナッサにいってきました!
お店の外観から、私と相方(大のスウィーツ好き)は
キャーキャー騒いじゃって、
それはそれは大変だったんですけど、
中にはいってさらにうっとり。
本当にかわいいお店で、イチゴのケーキ、お菓子、
ジャム、雑貨、本‥などなど、
イチゴのものが何でもそろっていました。



喫茶もできるのですが、お茶にそえてあるものが
イチゴシュガーだったり、イチゴ味シロップだったりして、
いたれりつくせりのイチゴづくし。
ここで幸せな気持ちにならない人なんているんでしょうか。
特に気に入ったのはイチゴのギモーブ。
口の中でふっと雪のように消えてゆきます。
この口あたりは、北国育ちじゃないと作れないね!
青森から東京に出てがんばってるもの同士、
これからも応援してあげたい、
ちょくちょく機会を見つけて遊びにいきたいお店となりました。
かめイチゴ誕生秘話を聞いて、
かめイチゴがほしくなったら、ぜひSOUP.へ。
最近、おさげちゃんもはじめました。

 
かめいちご:ハンドメイド
 
 
おさげちゃん:ハンドメイド