（犬疑惑があるケン先生は私が昔作ったオリジナルキャラです。戌年なので。）
やっと長い長い2017年が終わりました。
なんか、一年、つらかった〜。
フリーになって今までで一番仕事した。消耗した。
このままじゃ自滅する危機感を覚えたので、
2018年は志もあらたに
「今年はがんばらない」
とします。
もっと余白が欲しい。
仕事が忙しくなればなるほど、その負荷と同量の
アニメとか小説とかでパワーを充填しないと
「よしやるぞ！」って気分にならないので、
一日のちょっとした余白は全部それに使っちゃうんですよね。
トイレ中も、移動中も、寝る間も惜しんですべて。
そうするといつの間にか、月がきれいだ、とか、
人のわかりづらい優しさとか、この沈黙が面白い、とかの
わびさびを察知する能力が落ちてしまった気がして。。
萌え察知能力だけは異常に高いんですけどね。
2017年が大変だったのは、セラニポージを作っていたせい。
東京ハイジブレイク元年に自分のアルバム制作って、無茶ですよね。
最初は「わーい久々に自由に作れる〜」って楽しみにしていたのですが、
セラニポージは、自分の中から題材を探さなきゃいけない。
それで自分をみつめてみたら、自分はからっぽ！
おーい！トモコォ、どこいった〜？みたいな。
結局、クライアントがいる曲を作るのも、
いつも全力でしかやれないので、
セラニポージを作る特別なマナ（力の源）も使っちゃってたんですね。
それに今更気付いて慌てる、という。。
それで1曲作るのにものすごい時間がかかって、
時間がかかればかかるほど消耗して自信も失うし…って、
その話は、セラニのニューアルバムが出来た暁にあらためて！
まだ悩んでいる真っ最中だし。
というわけで、今年も引き続き大変な一年になってしまうのかな。
セラニある限り。
今年中には発売となる予定ではありますが。
とはいえ、去年は東京ハイジがブレイクして、
大変、メモリアルな1年になりました。
東京ハイジの仕事は、私としては
息抜きのつもりで気軽にやっていたんですけど、
もはや、息抜きと呼べるレベルじゃない！
大きな仕事もくるようになって、多くの人が関わるようになって。
個人的には、私の声で赤ちゃんが喜ぶ、
というのが具体的にイメージできる
「チアフルくまちゃん」の完成がうれしかったです。
東京ハイジでは、いろんな媒体に出させてもらったし、
苦手な人前にもたくさんでることになってしまって、
なんか、もんのすごかったなー。嵐みたいだったなー。
一方で、子供に人気の東京ハイジとして紹介され、
一方で、今までのゲームの仕事の延長線上で評価され、
どっちかの顔をすると片方が隠れる、みたいな感じを、
実は、とても楽しんでいました。
人前に出たり、トークしたり、っていうのは
やっぱり柄じゃないなぁ、って思うんですけどね。
東京ハイジとしては、今年こそはオリジナル絵本を出したいです。
今までは、既にある動画を絵本にしたものだけだったけど、
絵本初出のオリジナルストーリーがいい。
（実はやってそうで、まだやったことがない！）
佐々木家では、昔から絵本は何よりも大事なものだったので、
家庭の本棚の一冊になることは、ステータスの高い出来事なのです。
加えて、春に「まいにちのこどもうた2
引き続きやらなきゃいけないことと、
小さな欲はあるけど、がんばらない！
がんばらないったらがんばらないぞ！
オー！
今年もよろしくお願いします。
（いやー、今年の抱負とか書いて結局がんばっちゃってるよ。）
