ポロリ青春名曲アルバム増量版が
そろそろ皆さんのお手元に届いていることと思います。
私もこれらのセットを幾度もたしなんでみました。
まずは事務的な気分で、ミスがないか、
チェックも兼ねて、冷静に一通りやって、
次に、このセットに思い出がある人の気分で、
あの頃はあーだったこーだった、という思い出目線でやって、
そして「ルーマニア初めて知った」という人の気分で、
記憶をリセットして、一通りやってみました。
すると大変なことが!
音楽やDVDはわかるんですけど、
ササマガでハテナマークが出まくってしまったのです。
ハテナマークはあちこちで出たんですけど、
特に、全く説明文をつけなかった
「ボク、まきの君」について補足させてください!!!
まきの君は、当時私がいた会社
「ウェーブマスター」の社長をキャラ化したもので、
その設定は、社長本人を題材にしています。
本物の牧野社長は、社長だけに、
それなりの席では、ビジネスマンが使う単語を
たくさん駆使してしゃべる人だったんです。
それが、私には地球外の言葉のように聞こえました。
ほんっと!
世のビジネスマンは、言語、違いますよ。
日本語じゃないですよ。
何言ってるか全然わかんないんだもん。
特に最近のIT系企業でのミーティング!!
私にとっては「魔法の呪文を聞く会」です。
例えば…、例えばですけど、
ミニギャラ、バジェット、ブレスト、シナジー、eコマース…
などなど(わからないので思い出せない)。
私がフリーになって、
やっとわかってきた単語はいくつかありますが、
この漫画を描いた当時の私は、
ビジネスとか気にしなくてもいい
幸せな専門職の会社員でしたから。
牧野社長があやつる
巧みなビジネス用語に
感銘をうけた私は、
是非とも
シャチョウ星雲
マキノ星からやってきた
親地球派宇宙人まきの君、
を描いてみたかったのです。
この漫画を描くことを「いいですか?」って、
おそるおそる打診したんですけど、
牧野社長は、快諾してくれました。
そして、ゲラゲラ笑って読んでくれました。
そんな牧野社長、プロの耳かき師に
耳を掃除してもらうのが夢だと言ってました。
もちろん、そのネタも漫画に使わせてもらいました。
牧野社長、今は代官山のオシャレスタジオの社長です。