2週連続のセラニポージライブを控え、
私はといえば、ドカーンと夏バテ中です。
最近は、毎日どこかで打ち合わせがあって、
ほとんどが午後いちスタートなので、
炎天下に各地に移動することになって、
それで夏バテを背負ったようです。
東京の暑さって、なんかバカみたい。
暑すぎて、なんか笑えてくる。
これは政府が非常事態令を出して、
シェルターみたいなので東京をおおって、
このバカな暑さから人々を保護するレベルだと思うんですが。
そう思う人はいないんでしょうか。
夏バテでなにが一番つらいってお腹ですかね。
食後にお腹をくだすのが、
今、私の体内で一大ムーブメントらしくて。
本当に流行というものは、いつどこから
火がつくかわからないものですね。
特に、外出している時にお腹を壊すと
精神的にもダメージでかいです。
昨日のミーティングは13時から渋谷。
ミーティングまで時間があるから、
12時に、渋谷でサンドイッチを食べる。
しかし、12時半からは、デパートの地下トイレにろう城。
携帯でぷよぷよをやりながら…。
こんな時、携帯でゲームできることの素晴らしさを実感します。
携帯ゲームを作ろうと思った人は、
きっとお腹をこわしてトイレにはいっていて、
「あぁ、つらいなぁ。
このつらさを何か楽しいことで忘れられればなぁ。」
と思ったことがきっかけになったに違いないんです。
13時ちょっとすぎ。
やつれたHP1のササキがミーティング場所の喫茶店に顔をだす。
みんながアイスコーヒーや涼しい飲み物を頼む中、
ひとり、熱々のハーブティを頼む。
打ち合わせは私だけちょっと無口に進行したので、
後でメールでフォローしようと心の中で思う。
ミーティング終了後もまだまた外は暑く、
お腹も痛く、ふらふらで、家に帰るほどの元気がなくて、
ハンズへいってトモババ文鎮の材料を物色する。
そして夕方、涼しくなった頃に家に帰って自分の仕事。
そんな毎日です。
(トモババ文鎮とは?
→私が個人的に研究制作している文鎮のことです。
試作も3作目に突入。)
これからさらに暑くなることは間違いないのであり、
体調管理には十分気をつけたいと思っております。
先日、暑さでやられてしまったおばさんとバスで乗り合わせました。
その人は、バスを待っている時からイライラしていて、
通行人に怒鳴ったり、バスの時刻表を見ようと近付いてきた人に
「近付くんじゃないよ!」
とかなきり声をあげたりしていました。
バスに乗るとおばさんは両手に持っていた荷物を通路に置き、
自分はシルバーシートふたつ分に腰掛けました。
3つめの停留所で、仲良し小学生が男女6人ぐらい乗ってきました。
私は、これは何かおこるぞ、といやな予感がしていました。
子供達はよくいる元気な小学生で、
おしゃべりで、よく動き、それぞれ好きな席に座りました。
しかし、1人だけ女の子があふれてしまいました。
みんな、あふれた子を気の毒そうにみていましたが、
女の子は1人になった分、通路を自由に歩けることに気付いて
活発にあちこちの席の友達のところへ動き回っていました。
行き来の最中に、何度か、通路の真ん中に置いてある
おばさんの荷物を踏みそうになったり、
倒しそうになったりしていました。
すると、おばさんがいきなり無言で、クワガタのように
両足で、女の子の片足をはさみこんだのです。
その間5秒ぐらい。
女の子は、ころびそうになり、
自分が何をされているのか確かめようときょろきょろしました。
もちろん、その様子を他の小学生はみんな見ていました。
バスの中には小学生達のおびえた空気がはりつめました。
その後、すっかりおびえきった子供達は、
おばさんが降りるまで、一言もしゃべりませんでした。
おばさんがせき払いをするたびに、
ビクッとしておばさんを見るのでした。
わけのわからない大人のことを
「あーあの人、暑さでやられてるんだ」と
笑いとばせるのは、大人だけの能力なんだ、と思いました。
というわけで、純真な子供達のためにも。
東京のえらい人に、気温への危機感をもう少しもってほしいと
せつに願っております。