秋の失恋


これが秋の空だ!

今朝、駅前の月決め駐輪場に臨時で駐輪しにいったら、
受付のおじさんに「何時ぐらいにかえってくんの?」っていわれて
「5時ぐらいだと思います。」っていったら、
「はやいなー。奥のほうにいれちゃうけどいいの?」
「んじゃ、6時にします!」ってことになりました。
でもやっぱり5時に帰ってきてしまったので
今、1時間ほど喫茶店で時間をつぶしています。
別にすぐにとりにいってもいいんだけどね。
そういうとこだけ、義理固い私なのです。
こうやって喫茶店の窓から外を見ていると
5時なのにもう暗いし、みんな寒そうだし、
秋から冬になろうとしてますね。


以下の文は、まだ、秋真っ只中だった数週間前に書いたものです。
親友がついに失恋した。
なんでまぁこんな季節に、と声を大にして言いたい!
しかし、こんな季節だからこそ、失恋は訪れるのだ。
冬は、年末年始あり受験あり年度末決算あり!
忙しさで傷心は紛れてしまう。
正月に田舎に帰れば気持ちもリセットできる。
春は、何かが始まる季節。
次の恋でもしようかな、なんて気分になれる。
桜が舞ってたりしたら失恋も美しい思い出になる。
夏は、暑さであの時はちょっとおかしかった、
風邪ひいてたようなもんだよ、となぐさめがつく。
ひと夏の悪夢だったと思えばいい。
でも、秋の失恋だけはいけない。
並木道では枯葉がはらはら落ちて涙を連想させるし、
コートの襟をたてると孤独感が強調される。
雲が細かく散らばる秋の空はすごく遠くて
ポツーンとした気分になる。
秋の匂いがこれまた、失恋してなくても
人恋しくなる寒々しい匂いがする。
いけません。
秋の失恋。

伊勢佐木町のタクシー乗り場
この景色と寒さに秋を実感

今頃、某県の片隅で、友達は泣いているんだろうな。
一人暮らしの部屋で。
泣き疲れると今度は怒りがこみあげてくるはず。
失恋の怒りって誰にもぶつけようがないんだよな。
だからあとをひくんだよな。
酒でも飲んで、時が過ぎるのを待つしかないんだよね。
私は、ふと、3ヶ月前にもらった
お酒のサンプルのことを思い出した。
普段は飲まないので、冷蔵庫にはいったままだ。
というわけで、友よ。
○○県で一人泣いている友よ!
私も飲むぞ!
久々のアルコール(1年ぶり)!
しかも、私にしてはチャレンジングなアルコール度数5%。
ウォッカベース「氷結」。
ウォッカってロシアのお酒じゃなかった?
本当は強いやつだよね。
いやー、喉が熱い。
半分飲んで、ぽわ〜っとしてギブ。
5%はやっぱり喉の奥からぐあーっとくるね。
酔った勢いで、マニキュアも塗った。
(秋のコフレにいらないのにはいってたので。)
マニキュア塗るなんて何年ぶりだろう。
薄い緑色で、パール色のラメがはいっている。
最近のマニキュアはラメがはいっててきれいだなぁ。
爪をキラキラにして新しい恋をゲット!
‥って私は関係ないのか。
なんだよ、さみしいなぁ。
秋はさみしいなぁ。
あ。家に除光液がない。