マイケル・ジャクソンの未公開音声


メガドライブ
ムーンウォーカー


マイケル…。
心から残念でなりません。
50代のマイケルがどんなダンスをして、
どんな声で歌を歌うのか、
今度の復活ライブの様子がyoutubeに
あがるのを楽しみにしてたのに。


私の今年になってからのブログを見て、
お気づきの方もいるかもしれませんが、
私、まさにレジェンドミュージシャンブームの真っ最中。
マイケルもすごいレジェンドの持ち主なので、
We are the Worldに続いて、
つい先日はメカマイケルが出てくる
ファンタジー映画を見たばかり。
もちろん、今遊んでいるDSゲーム、
トモダチコレクションにもマイケルが住んでいます。
michael.jpg
マイケルといえば、大のゲーム好きとして知られています。
マイケル、ゲーム、といえば、もちろんセガ。
マイケルはセガのゲームに何度も登場し、
セガ本社を何度も訪れています。
そして私は、昔、セガ社員だったわけで…。
今夜私は、マイケル本人が出演している
スペースチャンネル5をプレイして、
私なりに偲んでいます。
スペースチャンネル5は元々は3人だけのプロジェクトでした。
そのうちの1人が私だった縁で、
その後、私だけ他のプロジェクトに移ってからも、
このゲームには何かと参加させてもらっていました。
思い出深いのは、やはり、マイケルの音声収録ですね。
音声は、ロスかどこかのスタジオで収録されて、
DATテープだけ送られてきたのですが、
私は、それを聞く機会に恵まれました。
あの時、マイケルの生声を、ヘッドホンで、
20分間、聞いたのです。
マイケルには、大量の台詞リストが事前に渡されいて、
それを見ながらマイケルが台詞を読んでいったのだと思います。
OKテイクだけでなく、とりっぱなしの音声が丸ごと送られてきたので、
スタジオでの会話がそのままはいっていました。
「もう1回やりたいんだけど」とか
「これでいい?」というマイケルの声。
臨場感たっぷりでした。
マイケルの声は本当に耳に気持ちよくて
「ゆら〜ら、ゆら〜ら」という台詞がすごく優しかったです。
(マイケルは主人公ウララのことをユララと発音するのです)

スペースチャンネル5 part2
マイケルはTV局の局長役


マイケルが途中、リストにない台詞を何度も言ってました。
それは何かというと
ーSpace Channel Michael.
という意味不明のもの。
これを、いろんな言い方で何度も繰り返した後、
突然中断し、
ーWoops! I mean it’s Space Channel Five.(笑)
と言っていたのだけはよーく覚えています。
マイケルのナチュラルな”Woops!! “が聞けて、
大騒ぎしたからです。
「うっぷすだよ!うっぷす!」と。
Space Channel 5という台詞はリストにあったので、
それをうっかり間違えたのか、わざとだったのか、
英語に不自由なのでわかりませんが、
マイケルのお茶目な人柄が垣間見えた瞬間でした。
もちろんこれはゲームには収録されていないので、
サウンド担当者だけが聞けた貴重なボイスです。
この台詞の波形をゲームデータ用に
細かく切った人が言っていたのですが、
マイケルの言うLet’s Danceは別格だったよ、と。
確かに、マイケルが言う「踊ろうぜ」は
他の台詞とは重みが違うでしょう!
あのムーンウォーカーが言ってるんですから!
本当に本当にいまだに信じられないです。
マイケルのニュースはガセが多かったので、
これもそうだといいのですが。。
収録した台詞の中には
ーI’ll be back.
があったはずなので、
それを聞けたら、
マイケルがすぐに戻ってきそうな、
そんな気がします。
あのテープ、セガのどこかにあるんだろうな。
貴重だったな。
もう一度聞きたいな。
▼私が直接やりとりしていたわけではないのですが、
当時、マイケルとセガに間に立っていた方の記事だそうです。
 ・さらばマイケル ジャクソン
(教えてくれた方ありがとうございます)